PS5からゲーミングPCへ——その一歩が意外と大きい理由

コントローラーを置いて、キーボードを手にする前に
PS5でゲームを楽しんでいると、ふとした瞬間に「PCでも遊んでみたいな」と思う方もいるのではないでしょうか。
Steamのセールで話題作が破格になっているのを見たとき、あるいはMODで遊び尽くしたいタイトルを見つけたとき、その気持ちはぐっと強くなりますよね。
ただ、いざゲーミングPCを買おうとすると、CPUだのGPUだのメモリだのと、見慣れない単語が怒涛のように押し寄せてきて、「やっぱりPS5でいいか」と引き返してしまいますよね。
これは正直、多くの人が経験することです。
この記事では、PS5ユーザーがゲーミングPCへ移行するにあたって、何をどの順番で考えればいいのかを、私自身の経験と知識をもとに整理してお伝えします。
「完成品PCを買うのか、BTOでカスタマイズするのか」という入口の選択から、スペックの読み方、予算の組み方まで、最後まで読めば「次の週末には注文できる」状態になるはずです。
まずPS5とゲーミングPCの違いを正確に把握する

「同じゲームが遊べる」だけではない、PCの本質的な強み
PS5とゲーミングPCは、どちらも高品質なゲーム体験を提供しますが、その設計思想はまったく異なります。
PS5は「誰でも同じ体験ができる」ことを最優先に設計されたクローズドな専用機であり、ゲーミングPCは「自分でカスタマイズして体験を拡張できる」オープンなプラットフォームです。
例えば「Apex Legends」をPS5でプレイすると最大120fpsですが、ミドルクラスのゲーミングPCなら1080p設定で180〜220fps前後を安定して出せます。
この差は、特に対戦ゲームにおいて体感として明確に現れます。
さらに、Steamをはじめとするプラットフォームの豊富さ、MODによるゲームの拡張、旧作タイトルの安価な入手など、PCならではの恩恵は計り知れません。
| 比較項目 | PS5 | ゲーミングPC(ミドルクラス) |
|---|---|---|
| フレームレート上限 | 最大120fps | 165〜240fps以上も可能 |
| 解像度の自由度 | 4K固定設定 | 1080p〜4Kを自由に選択 |
| ゲームの価格 | 定価が高め | Steamセールで大幅割引 |
| MOD対応 | 一部タイトルのみ | ほぼ全タイトルで対応 |
| 初期費用 | 約7〜8万円 | 15〜30万円以上 |
| セットアップの手間 | ほぼゼロ | 多少の設定が必要 |
この表を見ると、PS5の圧倒的な手軽さと、ゲーミングPCの圧倒的な自由度が対比されているのが分かります。
どちらが優れているかではなく、「何を求めるか」によって答えが変わります——と言いたいところですが、この記事を読んでいる時点で、あなたはすでにPCに踏み出す理由を持っているはずです。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
完成品PCとBTOパソコン、どちらを選ぶべきか

「組み立て済みを買う」か「カスタマイズして買う」か
家電量販店やAmazonで売っている完成品PC、BTOショップで構成を選んで注文するBTOパソコン、そして自分でパーツを揃えて組む自作PCです。
PS5から移行する初心者に自作PCは正直おすすめしません。
パーツの相性問題、組み立て時のミス、初期不良の切り分けなど、トラブル対応のハードルが高すぎます。
完成品PCかBTOパソコンの二択で考えるのが現実的です。
完成品PCのメリットは、届いてすぐ使えること、サポートが手厚いこと、そして「何も考えなくていい」安心感です。
ただし、スペックの割に価格が高く、カスタマイズの余地が少ないという側面もあります。
BTOパソコンのメリットは、予算に合わせてCPUやGPU、メモリ容量などを自分で選べること、そして同じ予算でより高いスペックを実現できることです。
パソコン工房、ドスパラ、マウスコンピューターといった国内BTOショップは、注文から1〜2週間程度で組み立て済みの状態で届くため、自作の手間なく自分好みの構成が手に入ります。
PS5からの移行であれば、BTOパソコンを強くおすすめします。
理由はシンプルで、同じ予算でより高性能な構成が手に入り、かつ保証やサポートも充実しているからです。
予算別に考えるゲーミングPCの現実的な構成

パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN SR-u5-4060H/S9
| 【SR-u5-4060H/S9 スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AD
| 【ZEFT Z56AD スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59OA
| 【ZEFT Z59OA スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9060XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 Kingston製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi A3-mATX-WD Black |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56KA
| 【ZEFT Z56KA スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | INWIN A1 PRIME ピンク |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860I WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DY
| 【ZEFT Z55DY スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
15万円、20万円、30万円——それぞれで何が変わるのか
まず予算15万円前後の構成では、1080p(フルHD)でのゲーミングが主戦場になります。
CPUはAMDのRyzen 5 9600クラス、GPUはGeForce RTX 5060 Tiクラスが現実的な選択肢で、「Elden Ring」や「FF16」といったタイトルを1080p・高設定で60〜90fps程度で快適に動かせます。
予算20万円前後になると、1440p(WQHD)環境が現実的になります。
これはPS5では到底出せない数字です。
予算30万円以上になると、4K環境が視野に入ります。
GPUにGeForce RTX 5070 TiやRTX 5080クラスを搭載すれば、4K・高設定でも多くのタイトルが60fps以上を維持できます。
さらに、DLSS 4やFSR 4といったAIアップスケーリング技術を活用することで、描画負荷を抑えながら高解像度の映像美を楽しめるのも、現行世代のGPUならではの強みです。
| 予算帯 | 推奨GPU | 推奨CPU | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 15万円前後 | RTX 5060 Ti | Ryzen 5 9600 | 1080p・高設定・60〜90fps |
| 20万円前後 | RTX 5070 / RX 9070 XT | Ryzen 7 9700X / Core Ultra 7 265 | 1440p・高設定・80〜100fps |
| 30万円以上 | RTX 5070 Ti / RTX 5080 | Ryzen 7 9800X3D / Core Ultra 9 285K | 4K・高設定・60fps以上 |
BTOパソコンのカスタマイズで絶対に外せない項目

「デフォルト構成のまま注文」は損をする可能性がある
BTOパソコンを注文する際、ショップのデフォルト構成をそのまま注文してしまう方もいるかもしれません。
しかし、デフォルト構成はあくまで「標準的な一例」であり、少し手を加えるだけで体験が大きく変わる項目がいくつかあります。
メモリは32GBを選ぶこと。
現在のゲーミングPCはDDR5規格が標準で、16GBでも動作はしますが、最新タイトルのメモリ消費量は増加傾向にあり、バックグラウンドでDiscordやブラウザを開きながらゲームをすると16GBでは窮屈になる場面が出てきます。
32GBあれば当面は安心です。
ストレージは2TBを選ぶこと。
Steamのゲームは1タイトルあたり50〜100GBを超えるものも珍しくなく、1TBではあっという間に埋まってしまいます。
BTOカスタマイズの段階で2TBに変更しておくのが賢明です。
現在の主流はNVMe M.2規格のPCIe Gen.4 SSDで、読み込み速度はPS5のSSDと同等かそれ以上の性能を持ちます。
CPUクーラーはデフォルトから変更を検討すること。
BTOショップによっては、ハイエンドCPUにもかかわらず簡易的なクーラーが付属している場合があります。
DEEPCOOLやNoctuaといったメーカーの空冷クーラーを選べるショップであれば、積極的にアップグレードしたほうがいいでしょう。
現行のCPUは旧世代より発熱が抑えられているとはいえ、高負荷時の安定性はクーラーの品質に直結します。
ケースはデザインより冷却性能を優先すること。
見た目の美しさで選びたくなる気持ちは分かりますが、エアフローが悪いケースはGPUやCPUの温度を押し上げ、長期的なパフォーマンスに影響します。
NZXTやLian Liのピラーレスケースは見た目と冷却性能を両立しており、初めてのゲーミングPCにも向いています。
モニターとその他周辺機器の選び方

PCを買っても、モニターがなければ何も始まらない
ゲーミングPCを購入する際に見落としがちなのが、モニターの予算です。
PS5はテレビに繋いで使うことが多いですが、ゲーミングPCの性能を最大限に引き出すには、高リフレッシュレート対応のゲーミングモニターが必要になります。
1080p・165Hz対応のゲーミングモニターは2〜3万円台から入手でき、PS5では体験できなかった滑らかな映像を体感できます。
1440p・144Hz以上のモニターになると4〜7万円前後が相場で、20万円クラスのゲーミングPCと組み合わせると、その性能を余すことなく発揮できます。
キーボードとマウスについては、最初から高価なものを揃える必要はほとんどないでしょう。
まずは5,000〜1万円程度のゲーミングマウスと、メカニカルキーボードのエントリーモデルで十分です。
ヘッドセットについては、PS5で使っていたものがUSB接続であれば、そのままPCでも使えることが多いです。
わざわざ買い替える必要はないでしょう。
ゲーミングPCを買った後にやること

「届いた!」の次に何をすればいいのか
NVIDIAのGPUであればGeForce Experience、AMDであればAdrenalinソフトウェアをインストールすれば、ドライバーの管理が楽になります。
Steamのインストールはすぐに終わりますが、ゲームのダウンロードには時間がかかります。
大型タイトルは100GB超えも珍しくないため、最初の夜はダウンロードしながら寝るのが現実的です。
PS5のコントローラー(DualSense)はUSBケーブルでPCに繋ぐだけで多くのゲームで使用できます。
「PCだからキーボードとマウスに切り替えなきゃ!」と焦る方もいるかもしれませんが、アクションゲームやRPGはコントローラーのほうが快適なことも多く、徐々に慣れていけば問題ありません。
また、Steamのビッグピクチャーモードを使えば、テレビに繋いでコントローラーで操作するPS5ライクな使い方も可能です。
これで「PCっぽさ」への抵抗感も薄れるはずです。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HA
| 【ZEFT R60HA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IW
| 【ZEFT Z55IW スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R57N
| 【ZEFT R57N スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN
| 【ZEFT R60YN スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FJA
| 【ZEFT R59FJA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM:24GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | クーラーマスター MasterBox CM694 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
結局、PS5ユーザーが最初に買うべきゲーミングPCはどれか

迷ったときの「正解」を言い切る
ここまで読んで「分かったけど、結局どれを買えばいいの?」と感じている方に、私の考えをはっきりお伝えします。
PS5からの移行初心者が最初に買うべきゲーミングPCは、予算20万円前後のBTOパソコンで、GPU搭載はGeForce RTX 5070またはRadeon RX 9070 XT、CPUはRyzen 7 9700X、メモリ32GB、SSD 2TBの構成です。
15万円クラスでは「PS5より少し良い程度」の体験に留まり、移行した実感が薄くなります。
一方、30万円以上のハイエンド構成は、初めてのゲーミングPCとしてはオーバースペックで、その性能差を活かせるモニターや環境を整えるのに追加コストがかかります。
20万円クラスであれば、1440p・高設定・100fps前後という、PS5では絶対に体験できない映像と操作感を手に入れられます。
これこそが「PCに移行した意味」を最も強く実感できるゾーンです。
BTOショップはパソコン工房やドスパラ、マウスコンピューターなど複数を比較し、同じ構成で価格と保証内容を見比べてから注文するのがベストです。
キャンペーン時期には同じ予算でワンランク上のGPUが選べることもあるため、公式サイトのセール情報は定期的にチェックしましょう。
FAQ


よくある質問
Q. PS5のゲームはゲーミングPCでも遊べますか?
PS5専用タイトルの多くはPC版が後から発売される傾向にありますが、すべてのタイトルがPC対応になるわけではありません。
「Ghost of Tsushima」「Spider-Man」シリーズなど、PC版が出ているタイトルはSteamやEpic Gamesストアで購入できます。
ただし、PS5版の購入履歴はPCには引き継がれないため、再購入が必要になる点は覚えておきましょう。
Q. ゲーミングPCを買ったらPS5は手放すべきですか?
手放す必要はありません。
PS5独占タイトルや、ソファでのんびりプレイしたいときはPS5、高フレームレートや対戦ゲームはPC、という使い分けが最も賢い選択です。
実際、私の周囲でもPS5とゲーミングPCを併用しているユーザーは多く、それぞれの強みを活かした使い方が定着しています。
Q. BTOパソコンの保証期間はどのくらいですか?
ショップによって異なりますが、多くの国内BTOショップは1年保証を標準とし、有償で3年保証に延長できるオプションを用意しています。
初めてのゲーミングPCであれば、延長保証への加入を強くおすすめします。
パーツの初期不良は購入後1年以内に発生することが多く、保証があるかどうかで対応コストが大きく変わるからです。
Q. GeForceとRadeon、どちらのGPUを選べばいいですか?
現行世代で言えば、GeForce RTX 5070はDLSS 4による高品質なフレーム生成と低遅延技術に強みがあり、Radeon RX 9070 XTはFSR 4による高画質アップスケーリングとコストパフォーマンスに優れています。
対応タイトルの多さや、NVIDIAのエコシステムの充実度を考えると、初めてのゲーミングPCにはGeForceシリーズのほうが扱いやすいと感じます。
Q. ゲーミングPCはどのくらいの頻度で買い替えが必要ですか?
適切なメンテナンスと定期的なドライバー更新を続ければ、5〜6年は現役で使えます。
特にGPUは単体で交換できるため、3〜4年後にGPUだけをアップグレードするという選択肢もあります。
BTOパソコンはケースやマザーボードを流用しながら段階的に強化できる点が、完成品PCにはない大きなメリットです。

